2016/02/19

トリニダード旅 39日目【reach to Japan】

朝サンフランシスコの空港で目覚めた

空港泊に慣れてしまったのか

体がただ疲れているのか

グッスリ寝れた

肘置きのあるベンチで器用に寝たなぁと

自分でも驚きである





サンフランシスコは国際線はあまり飛んでおらず

国内線を利用する客で朝からごった返していた

万が一乗り損なうなんて事がないように

早めにチェックインを済ませて

セキュリティチェックを済ませた





一晩寝たら昨日のホテルの恨みつらみもどこへやら

しかしながらこのアメリカという国は

とにかく不親切だ

トリニダードなら困った顔してたら

誰かが声をかけてくれるがそんなこともない

英語が拙い僕の言いたいことを汲み取る努力もない

そして何かとセルフで客にやらせやがる

イミグレーションも

チェックインの荷物の登録やタグ付けもセルフ




やっぱりまだイライラしているらしい…

とういうより

昨日からダブルス一個しか食べていない

お腹ぺこぺこ

そりゃイライラもするはずだ




大きな荷物があることと

近くに飲食できるお店が全くなくて

食事を摂ることは半ば諦めていた




着替えや歯ブラシを出すために

荷物を整理していると

黒いビニール袋が出てきた

異様に重いこれはなんだ?

包みを開けてみると
Urcelaさんがくれたお菓子だ!!

Champs in concertの日

突然くれたものだった

タマリンドを砂糖で固めた甘酸っぱいお菓子
ピーナッツを生姜風味の砂糖で固めたお菓子
ココナッツファインをピンクの砂糖で固めたお菓子

全部砂糖で固めとるがな

とツッコミたくもなるラインナップだが

これほど嬉しくありがたいものはなかった

ガッツくように食べた

甘すぎて胸やけするのはこの数分後のことである




国際線のゲートが異様に遠いので

早めに行っておくことにした

ゲート近くのカフェで

THEアメリカ的な朝ごはんを食べる
トースト(バターとジャム付き)
スクランブルエッグ
スパイシーポテト
ソーセージ

なかなかのボリュームで大満足




と言ってる間に搭乗の時間となり乗り込んだ

この旅の経験上

飛行機が飛び立つまで安心できない

と少し神経質になっておりましたが

さすがにちゃんと飛び立ちました=3
10時間ほどのフライトで無事成田に到着
35日ぶりに日本に帰って参りました!!





やはり今回の旅で痛感したのは

自分の英語力の低さ

特にバンドメンバーとの交流がうまくできない

ジレンマには度々陥りました

そしてこんなに降りかかるか?

と思うほどのトラブルへの対処

こちらも英語力さえあれば

だいぶ不安やストレスを減らせただろうなぁ

と思いました




今回トリニダードに行く前までは

一回きりでもいいからたくさん経験出来たら…

と思ってましたが

やはりたくさんの友達が出来

Desperadoesという帰ってくる場所が出来た今は

来年も帰ってきたいなぁと思うわけです




来年までの大きな課題が出来たと共に

どのようにこの一年を過ごすかを

しっかり考える良いきっかけとなりました

この経験が自分の音楽、生活に多大な影響を与え

ひとまわり、ふたまわり大きな存在になれれば

と思います





それから最後に

今回のトリニダード旅では

とてもとても悲しい出来事が起きました

日本の常識が通用しないと痛感しました

日常茶飯事のように殺人が繰り返される

このトリニダードという国で

この事はとても大きく取り扱われ

警察も全勢力をかけて犯人逮捕に取り組んでいます

国民みんなが悲しみ

彼女の死を惜しんでいます

犯人への怒りも計り知れません



いろんな人がトリニダードがすまないことをした

恥ずべきことをした

と謝ってきました

一緒に泣いてくれた友達も居ました

彼女がトリニダードの人や文化や音楽

スティールパンを心から愛していたからでしょう




トリニダードに限らず

海外では日本の常識が通用しないこともしばしば

安全な国なんてないかもしれません

"無事に帰る"

という言葉の重みをとても感じました





トリニダードはとても良い国です

人は優しいしご飯も美味しい

町中で音楽が溢れていてビーチも綺麗です

カーニバルやパノラマもとても楽しく

興味があるなら是非参加してほしいです

その際にはリスクを自ら避ける努力も必要かもしれません

僕は僕なりにスティールパンという楽器を使い

トリニダードの素晴らしさを伝え

自分の経験や思いを表現し続けたいと思います




毎日のようにブログを読んでくださった皆様

心から御礼申し上げます

サカモトジャイ庵

トリニダード旅 38日目【Life doesn't always】

昨日にも増して早起きし

再び空港へ

まだ外は暗い




まるでデジャブを見てるかのように

チェックインをして

ダブルスで腹ごしらえ


無事搭乗するも

予定の時刻になっても飛ばない…

乗客から不満が漏れ出す

またもや2時間ほど待った頃

機内アナウンスが流れた

「当機は荷物を積み過ぎた為、重量オーバーとなってしまいました。一度ゲートに戻り荷物を積み直します」



アホかー!!

荷物の積み過ぎってなんやー!!

計算して積めやー!!

ボケー!!!!





怒り虚しく

積み下ろし作業が始まり

結局出発したのは予定より4時間後のことでした





僕がトリニダードに未練があるのか

トリニダードが僕を帰さないのか

帰る予定だった土曜日から4日と半日も経っていた




トリニダードからアメリカのヒューストンに到着

昨日取り直したトランジットのチケットも

4時間も遅れたせいで乗れなくなってしまった

また取り直しだ

とにかくこの旅はトラブルが多い

日本の常識が通用しないことが痛いほどわかった




予定を変更して

ヒューストンからサンフランシスコへ行くことになった

ヒューストンのカスタマーサービスのおっさんの話だと

サンフランシスコに着いたらカスタマーサービスで

説明してホテルを手配してもらえとのこと

ホテルで一泊してサンフランシスコを朝に発つ

飛行機に乗れとのことだった





しかしながらこのおっさんが手配してくれた

チケットは異様に日本に到着する時間が遅い

成田でも羽田でもいいから一番早いのにして

って言ったのに!!





またもやカスタマーサービスとの戦いだ

無事早い便に変えてもらうことに成功

一つまた一つと課題がのしかかる…





無事ヒューストンからサンフランシスコに到着し

カスタマーサービスにホテルの手配を頼んだ

朝の飛行機さえ遅れなければ

今頃日本行きの飛行機に乗れていたわけで

この一泊は僕のせいではないから

もちろんホテルは航空会社持ちだろう





と思っていたら

僕の英語が拙いせいで

僕のミスで飛行機が遅れたと勘違いされている

いろいろと説明したが

しょうもないピンクの紙切れ一つ渡され

追い返された

しかも調べてみたら

ホテルを紹介するだけのもので

200US$以上かかりやがる…




僕の隣では同じような境遇の方だろうか

カウンターで揉めたあげくブチギレして

ピンク色の紙切れを丸めて投げつけていた

僕の英語力云々より

ユナイテッドの扱いがひどいのかもしれない…





結局今夜はサンフランシスコの空港で寝ることになった

行きも帰りも空港で寝ることになるとは…

帰れると思っていたのに帰れなくなると

急にホームシックになった

あぁ…

玉子かけご飯が食べたい…

トリニダード旅 37日目【What's going on?】

朝9時のフライトだったので

空港まで朝一に送ってもらい無事チェックイン

ダブルスで腹ごしらえして


搭乗口へ

ボーディングも順調で席に着いたが

全く飛ぶ気配がない…

結局2時間機内で待たされたあげくに

ゲートまで降ろされ

ひたすら待ちの状態が続く…




機内アナウンスはもちろん

空港内のインフォメーションも全く聞き取れず

やたらとドキドキさせられる

今日は飛ぶの?飛ばないの?

不安が止まらない…




10時間ほど待ち

今日のフライトの欠航が決定した

振り替えは明日の朝一




長時間待たされたあげく欠航

辛すぎる…

途中ヒューストンで泊まる予定だったホテルの

予約もパー…

そのあとのトランジットを予定していた

チケットも取り直し…

拙い英語でなんとかチケットを取り直した

もうクタクタ…




いろいろ弊害多すぎやろ…




仕方なく空港をあとにするのですが

ここには書けないえげつないことが

我が身にふりかかり

結局帰宅は深夜となった

怒りと憤りでいっぱいの今夜は

飲まないとやってられない

500TT$もするAngosturaの16年ものラムで乾杯

落ち着け俺

calm down…

トリニダード旅 36日目【It's Last day for me to stay Trinidad】

先日キャンセルしたフライトの予約も無事取り直し

明日が出発日となった

帰りの日は自分で決められただけに

いざ決めてしまうとなんだか寂しい




もう昨日のモーターケイドで

今年のカーニバルはやり切った感があったので

誰もいないかも?

と思いながらも足は自然とパンヤードに向いていた




パンヤードに入ると

いつものメンバーが居た

会えて嬉しかったけど

なんだか笑ってしまった
毎度の事ながら

いつ仕事してるの?と思ったが

それは言わなかった

Champsの為にフライトをキャンセルしたって言った時

「お前はバカか!」

と愛のあるツッコミと共に笑ってくれたメンバーに

帰りのチケットが取れた旨を伝えると

心から喜んでくれた




この旅でも特に一番お世話になったのは

やはりセクションリーダーのアンドレ

ちょうどお昼時だったので

せめてものお礼にお昼ご飯をご馳走したくて

誘ってみた

モールの中にあるトリニダディアンフードのお店
ラムグリル
ヌードル
フレッシュサラダのプレート

こちらに来てから何かとチキンは食べる機会があるので

ラムとかがメニューにあると飛びついてしまう

アンドレとはあーだこーだと

この一ヶ月間の話や世間話をしてパンヤードに戻った

ヤードにはどんどん人が増え

どこからともなくビールが来て

みんなでワイワイ飲んだ
なんの自慢にもならないが

トリニダディアンの男たちはみんな

栓抜きがなくても瓶の蓋を開ける事ができる

それを旅の終盤でマスターしたので

どこかで披露できる機会があればご披露したいと思います




満腹感と疲労とSTAGのせいか

無性に眠くなり

パンヤードのフロートで昼寝
なんと居心地が良いのだろう

ガッツリと夕方近くまで寝てしまった





明日のフライトに向けてパッキングがあるので

メンバー一人一人と挨拶、握手、ハグをして

帰路に着いた





みんな

「また来年な」

「来年もくるんだろう?」

「一年なんてあっという間だ」

「俺たちは1つの空でつながっている」

と暖かい言葉をたくさんくれた

最後アンドレに感謝の気持ちを伝えていると

自然と涙が出た

拙い英語で伝えきれないほどの感謝を伝えた





最後の晩餐は

フェイバリットトリニダディアンドリンク

choco mooとSTAGで〆た

Diego Martinの夜景は美しい

2016/02/18

トリニダード旅 35日目【Desperadoes motorcade】

今日はmotorcadeがあるから

朝からパンヤードに来いと言われた

モーターケイド??

なんじゃそりゃ??

よくわからないけど今年は

バンドと過ごすと決めたからには

行くしかない

メンバーには新しいデザインの

Winners Tシャツが配られた

背中の優勝回数を表す11の数字が

優勝年と演奏曲になっている!




さっそくこれを着て

Desperadoesの本拠地Laventilleの入り口へと向かった

Laventilleは昼間でも1人じゃ歩いちゃダメと

言われているhot spotいわゆるghettoだ

そこにたくさんのメンバー

地元の人が集まっていた

みんなで記念写真を撮り

主要メンバーがトラックの荷台に乗り込んだ


警察の白バイが先導し

Laventilleへと向かう坂道を登り始め

その後ろをたくさんの車が付いて回る

トラックが通ると

町の人が外へ出てきて

優勝おめでとう!

Desperadoes最高!

とか声をかけてくれる



トラックからは町の人にTシャツを放り投げ

トロフィーを見せて

ありがとう!

と声をかける



モーターケイドとは

車で町を回りながら

優勝の報告をする

いわば凱旋パレードのようなものだった




優勝の喜びを町の人に還元し

町の人はそれを喜びまた応援してくれる

とても良い関係だ
町をぐるっと回り

Laventilleに建設中の新しいパンヤードに来た

来年のパノラマは新しいパンヤードで練習するんだ

とみんな喜んでいた

パンヤードが新しくなることも

地元に帰ってこれることも本当に嬉しそうだった




パンヤードでは爆音で音楽が鳴り

みんなでビールを飲んだ

もはやこの国では飲酒運転が危険という概念がない…怖




フィッツさんが

建設中のパンヤードを案内してくれた

ぐらぐらのハシゴを登り

上へと上がる

更に上がると絶好のロケーションがあった
Laventilleはかなり高い丘の上にある

この辺りは坂の上にghettoがあるのだ

貧困な人たちが多く住んでいる

でもそんな事を感じさせないような

人の明るさや暖かさがあり

壮大な景色が広がっていた

新しいパンヤードには

Pan theaterがあった
何に使われてるのか

説明を何度聞いてもさっぱりわからなかった…




しばらくすると

メンバーによる演奏があった
良い響きだ

来年はここで練習できると思ったら

ワクワクした

何度も演奏があるのかな?と思っていたら

演奏中に地元のおばちゃんが急に倒れ

一回でおしまい

そのあとはダラダラとライミング
やっぱりDesperadoesには

ライミングが必要不可欠だ

トリニダード旅 34日目【Champs in concert】

さぁいよいよ今日は

Champs in concert!!

フライトのことが気がかりでドキドキするけど

こんなチャンス滅多にないから

思い切って演奏したい





今日のランチはみかちゃん、あさみちゃん

Mia、Miaの友達のHeatherとJanineと約束していた

しかも向かったのはHyatt‼︎‼︎

お高くないの?

ビビりながらレストランへ

海が一望できるとても良い眺め!



はじめにドリンクを注文

こちらにくるとどうしてもトロピカルな

フレッシュジュースが飲みたくなる

僕はこちらのローカルのカレーを注文

ココナッツミルクがほんのり香る

スープ系のカレーに数種類の豆と

野菜、マヒマヒが入っていた

さすがハイアット!と唸るお味でした

こんなええところに連れてきてきてくれて

Miaありがとうー!





夜になりパンヤードへ

アンドレと会場のサバンナへと向かった

パノラマファイナルほどの盛り上がりはなかったが

そこら中でパンの音が聞こえて

嫌が応にも高まってくる


プログラムが少しずつ進み始めた

フライトに間に合うか否か…




会場で音響の仕事をしていたYoさんに

「フライト間に合いますかねぇ?」

と尋ねた

「うーん。。これは無理だね」

マ、マジですか!

もうドキドキし過ぎて胃が痛い…

夜中だったので航空会場の日本支社に電話

無事キャンセル完了

これで心置きなく演奏出来る





今日の衣装は全身黒

黒地に金の文字がとても良く生える
何度やっても

サバンナのステージへと上がる瞬間は

なんとも言えない興奮と幸福がある



5STAR AKILが僕らの出番前に

原曲Different meを歌い会場を温める

僕らの出番は一瞬のうちに過ぎていった

カウントが鳴り

いろいろな思いを込めて目一杯叩いたら

あっという間だった




見てくれていた日本人の友達も

「今年のDesperadoesは本当に良い!楽しそうに演奏している。感動した」

と言ってくれた

みんなこの曲、このアレンジ、このメンバーとの

時間を楽しみ

惜しみ

大切に過ごしていた

Desperadoes is my home

Love Desperadoes

トリニダード旅33日目【mistake!!】

やってしまった…

帰りのフライトの日程勘違いしてた…

深夜の日付が変わってすぐのフライトで

1日読み違えてた…

ぎゃーん!!!






予定では明日のChamps in concertで演奏して

次の日の夜に帰る算段やったのに

Champsの日の夜に帰らないといけない…




しかもDesperadoesの出番は最後なので

間に合わない可能性もある

そんな不安な状態で演奏したくないし

何よりChampsは文字通り

その年のChampionしか出れない貴重な体験

これはなんとしても弾いて帰りたい…





とういうことでダウンタウンにある

航空会社の窓口に直接行ってみた



フライトの変更をお願いしたら

日本円で約18万円かかるという…

18万!!

ちょっと高すぎないですか?

でもChampsで演奏するという経験は

お金では買えない

痛い出費やけど仕方ないと諦めかけた



でもよく考えたら演奏後

フライトに間に合うかもしれない

と思い留まり保留

一か八かの勝負に出る覚悟をした





ダウンタウンからパンヤードに行くと

ダブルテナーのセクションリーダーのカーロンが

首にタトゥーを彫っていた
素敵な絵柄とDesperadoesのロゴが!

kool!!!!



トリニダードではカカオも取れるらしく

高級なめちゃめちゃ美味しい

チョコレート屋さんがあると聞き行ってみた

お店の名前はCOCOBEL

店内は芳しいカカオの香り
たくさんの種類のフレーバーや具材を入れた

チョコレートが並んでいて目移りしてしまう

悩んでいると惜しげもなくあれもこれも

試食させてくれた
あー幸せ♪♪

試食だけで至極の快感でございました

品物の説明も丁寧に1つずつしてくれて

すごく楽しかった

いくつかお土産に購入



明日トリニダードを発つ可能性もあるので

荷造りをして

夜の練習の為パンヤードに向かった

昨日と同じく練習やらないんじゃないか?

と思う緩さやったけど

さすがに本番1日前なので始まった

しかしながら曲を3〜4回通したらいきなり休憩

休憩後も2〜3回通したらもう終わってしまった

やはりみんなパノラマとカーニバルで

真っ白な灰になるまで燃え尽きてしまったのか…


この日

心優しい姐御ことLenさんが

僕のためにネックレスを作ってきてくれた
突然つけてやるからって

僕の首に巻いてくれた

距離感近すぎてちょっと照れちゃいました
元気がない時や凹んでいる時は

いつも声をかけてくれたLenさん

ハグされるだけで元気が出る

ありがとう♪♪




そんなこんなで明日はChamps in concert!!!

フライトに間に合うのか!?